血圧

血圧について

2020年11月16日更新

自覚症状がない高血圧

高血圧は日本人に多い病気ですが、ほとんどの方が自覚症状がありません。血圧の高い状況が長く続くと、心臓や血管に負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞などの病気を引き起こす恐れがあります。
長年放置して、気が付いたときにはさまざまな合併症が生じていることも少なくありません。定期的に測定して、自分の血圧がどれくらいか知ることがとても大切です。

高血圧チェック

 塩辛い食べ物が好き
 野菜が嫌い
 太り気味である
 これといって運動はしていない
 アルコールが好き
 タバコを吸っている
 イライラすることが多い
 怒ることが多い(表に出さなくても)
 いびきがひどい
 寝ているときに無呼吸がある

当てはまる項目が多い方ほど、高血圧の可能性があります。

血圧計の選び方は?

血圧計は、上腕式のものが推奨されています。
最近の血圧計は脈拍のセンサーの感度が良いので、服の上から測れたり不整脈を検出してくれます。

測るタイミング

横になって計測しているイラスト

健常な人の血圧は、睡眠中は低く活動中は高めです。しかし、動脈硬化が進んでくると睡眠中に血圧が下がらなくなり、心臓や脳の血管障害を起こす危険性が高いといわれています。
睡眠中は計れませんので、できれば目覚めて直ぐに寝床で血圧を測ると良いでしょう。(夜勤などで夕方に起きる人は、夕方に測ります。)血圧計を寝床に置き、寝る前にも測ると良いでしょう。

血圧計の見方

血圧計イラスト

収縮期血圧(最高血圧)

心臓が収縮した時の血圧です。高いほど動脈の壁の“しなやかさ”が失われ、動脈硬化が進んでいます。

拡張期血圧(最低血圧)

心臓が拡張したときの血圧です。心不全がない方では、収縮期血圧(最高血圧)が下がると拡張期血圧(最低血圧)も下がります。

血圧は変動します

意外と知られていないのが、血圧はいつも一定ではないこと。測定する時間帯や季節によっても変わります。血圧は3回測れば3回とも違い、1日のうちに20~30mmHg違うことはよくあります。
ただし、最高血圧の変動が大きい人ほど、動脈硬化が強いと考えられます。最高血圧と最低血圧の差は、40〜60mmHgくらいが普通です。差が大き過ぎるときは、内分泌の異常などが疑われます。

血圧が高い時

まずは深呼吸を6回してみてください。息を3〜5秒かけて吸い、その倍の時間をかけてゆっくり吐き切ります。深呼吸は自律神経を整えてくれるので、血圧も下がります。

血圧が低い時

あたまの位置を下げたイラスト

90mmHg以上あれば大丈夫です。
めまい、麻痺、意識障害などの症状があれば、脳の血流を増やすために直ちに横になったり、前にかがんだりして頭を低くしましょう。

降圧剤を飲むタイミング

起床時の血圧が高い方は、夕食後に降圧剤を飲む方が良いかもしれません。ただし、入浴後は血圧が下がりますので、夕食後すぐに入浴される方は、入浴後や寝る前に飲んでいただく場合もあります。
また朝と夕に薬を分けて飲むと、血圧の変動が小さくなることもあります。担当医にご確認ください。

血圧はテストの点ではありません

血圧を測るとき、とても緊張する人や何度も測って一番低い値を血圧手帳に書く人がいます。
病院で医者にみられるので、テストの点のように良い値でないといけないと思われるのかもしれません。でも、血圧は今の体調を教えてくれる大切な情報です。急に上がってきたら、「寒くなってきたかな」「外食が増えてきたかな」と、健康を維持するために活用しましょう。

 

診療科

 

合わせて読みたい記事

086-276-3231
診療時間
受付
午前
8:30〜12:00
午後
14:30〜16:00
休診日
木・土午後 / 日・祝
発熱や風邪に似た症状がある方へ